二酸化炭素は悪者なのか?

こんばんは!

T-LABO。パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。

 

 

最近のトレーナー界では『呼吸』がブーム?になっているような感じですので、本日も呼吸について少し書きたいと思います。

 

 

二酸化炭素

 

はカラダに悪いのか?

 

 

 

 

本日の題名にもなってますが・・・

 

 

世の中では

 

 

酸素○

 

二酸化炭素×

 

 

のように考えられている部分が多いような気がします。

 

 

じゃあ、

 

カラダには『酸素』がたっぷりあれば良いのか?

 

酸素をいっぱい体内に取り込めば

 

元気いっぱ~い

 

なのか?

 

答えは

 

NO

 

であります。

 

 

皆様、

 

ボーア効果

 

と言うものをご存知でしょうか?

 

意外に思うかもしれませんが、カラダが活用できる酸素の量は

 

実は二酸化炭素の量で決まっているんです。

 

二酸化炭素は、血中の酸素が体内に取り込める量を決めるという重大な役割を果たしているんですね。

 

 

少しだけご説明いたします。

 

二酸化炭素が体内に増えると呼吸の回数を増やして酸素を増やします。

 

逆に二酸化炭素が減少すると呼吸回数を減らして酸素を減らして行きます。

 

 

呼吸数の基準は二酸化炭素量ということ!

 

 

 

では体内の二酸化炭素量が減って、酸素量だけが多くなるとどうなるでしょうか?

 

答えは

 

酸欠になる

 

です。

 

これは

 

酸素が多すぎるとホメオスタシス的にヘモグロビンの酸素供給能力を下げてしまう

 

ことになるから。

 

言い換えれば

 

酸素が細胞に送られすぎるとそれを抑えるためにむしろ『酸欠』になると言うことであります。

 

 

以上に述べたような体内における二酸化炭素の働きのことを

 

ボーア効果

 

と言います!

 

 

 

 

このことから

 

過呼吸

 

について考えると・・・

 

 

過呼吸→息を吸うが増える→肩周りの筋肉も動員してしまう→肩こり

 

 

過呼吸

 

→息を吸うが増える

 

→酸素が体内に増える

 

→PH7.4(弱アルカリ性)以上になる

*人間のPHは7.4前後で保たれています。

 

→体内の二酸化炭素の割合の減少

 

→免疫力の低下・イライラ・不安・神経伝達の低下・血液の滞りなどなど

 

 

結構なカラダの不具合に繋がってしまいます。

 

 

 

二酸化炭素は決して『悪者』ではないと言うことがお分かりになりましたかね?

 

 

 

 

そう考えると・・・

 

酸素カプセル

 

って意味があるのかなぁ~って。

 

 

人間の血中酸素飽和度(赤血球のヘモグロビンのうち、酸素と結合しているヘモグロビンの割合)は

 

95~99%に保たれているわけだし。

 

 

 

皆さんはどう思われますか?

 

 

 

こんな時間(0時30分)なんで今日はこれくらいで。

 

 

 

おやすみなさい!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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