T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。
最近、毎日のように来週のセミナー講師のための資料作りをしておりました。
そこで見返した資料の中に、興味深いものがあったのでシェアしたいと思います。
ダイエットの基本として
消費カロリー>摂取カロリー
であることが大切!
これは何となく常識として言われておりますが、本当にそうなのでしょうか?
この内容を覆す?資料が出てきました。
ちょっと抜粋したものを掲載いたします↓
我々が摂取する食物中の主なエネルギー源は、糖質、脂質およびタンパク質である。
これらの栄養素は、体内で多くの反応を経て酸化分解されるが、この間に遊離するエネルギーの総量は反応の最初の物質と最後の生産物とで決まる。
各栄養素が生体内で遊離するエネルギー量は、これらを完全に燃焼させて発生する熱量を測定すれば良い。
これには『ボンブカロリーメーター』を用いる。
この機械は、栄養素または食品を外界に熱が逃げないような容器中で電熱により完全に燃焼させ、このさいの周囲の水温の上昇から発生熱量を測定するものである。
栄養素が燃焼により1g当たり発生する熱量は、
糖質が約4.1kcal
脂質が約9.3kcal
タンパク質が約4.1kcal
である。
しかし、生体内では摂取した栄養素がすべて燃焼するとは限らないため、
糖質:脂質:タンパク質=4:9:4
として栄養素の熱量を計算する。
これをアウトウォーター係数という。
以上
この文章、栄養士の教材に掲載されていたものらしいです。
この文章から・・・・
各栄養素の発生する熱量の測定は、
人体ではなく機械で行ったということ。
また、生体内では摂取した栄養素がすべて燃焼するとは限らないため
端数を削って
4:9:4(kcal)
としたこと。
この内容って、かなりアバウトなものだと思いませんか?
カロリー計算は、指標とはなるかと思いますが、
ダイエットにおいて
『摂取カロリー<消費カロリー』
の内容は正しいとは決して言えませんよね~
ダイエットは、結構奥が深いというか、人間のカラダってそんな単純ではないと思います。
健康的に“痩せたい”のであれば『血液レベル』から体内の状態を把握して、アプローチすべきであります!
今日は、こんな感じでした。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。