こんばんは!
T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。
ウエイトトレーニングの王道“BIG3”と呼ばれる種目の一つである
ベンチプレス
特に男性のトレーニーはカッコイイ“分厚い胸板”に憧れて、この種目を行っている方が多いですよね。
では今日は“ベンチプレス”と“パフォーマンス”について考えてみたいと思います。
ベンチプレスのターゲットとなる筋肉は“大胸筋”です。
↑胸が盛り上がって見える筋肉が大胸筋。
しかし、この大胸筋をつけすぎると・・・
歩行動作の際、大きくなった大胸筋は動作の邪魔となっちゃうんです。
邪魔をすると言うことをちょっとだけ説明しますと・・・
体幹の重心と、腕の重心の距離が離れてしまうと言うこと。
腕と体幹(身体)の位置が離れてしまうと、実際やってみるとお分かりになると思いますが
腕を振る動作に合わせる歩行が非常にやりずらくなりますよね?
逆に、脇を締めて歩く(腕と体幹を近づける)と歩きやすいのが分かると思います。
次に“ベンチプレス”という動作をみても
腰部は過度に前傾になりやすくお腹のチカラが抜けやすくなり、さらには胸部は後ろへ下がります。
↑立った状態でこの状況を考えると、身体が前に進むのがとてもツライ格好ではありませんか?
結論として・・・
ベンチプレスのやり過ぎは『歩行』動作の妨げになるかも知れませんよ!
ってことです。
しかしながら『ボディメイク』でカッコ良い“大胸筋”をつけるためには『あり』ですし、猫背の方で大胸筋が働かずにその姿勢になっている場合も『あり』かなと思います。
また“ベンチプレス”と同様の?トレーニングである
『腕立て伏せ』
は先程説明した“腰部の過度の前傾”や“胸部の後傾”を軽減しさらに腹筋へのアプローチを促すので、
パフォーマンスアップにはこちらの種目の方が良いのかなと思われます。
覚えていて欲しいのは、
ボディメイクとパフォーマンスアップに繋がるトレーニングは必ずしも一致しないということですね!
とりあえず参考までに。
最後までお読みくださいましてありがとうございました!