T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。
本日のテーマは“バランス”
当スタジオでは“ボディメイク”のためはもちろんですが、
毎回、同じトレーニングメニューでは飽きてくるので、様々な
バランストレーニング
も導入しております。
↑バランスボールはもちろん!いろいろなツールもご用意しておりますよ~
↓先日、こんな記事を投稿いたしました。
二の腕の“プヨプヨ”は、関節のズレをなくすこと。
そのためには、骨格ラインを改善すること→姿勢の改善をすること。
姿勢を改善するために、実は“バランス”感覚も結構大切ですよ~
ってお話をしていきたいと思います!!
ちょっと難しい話になりますが、
私たちが姿勢を制御するためには、身体の様々な感覚を中枢に入力する“フィードバックシステム”と
フィードバックされた感覚入力を統合する“中枢神経の機能”が大きく関わっております。
姿勢を制御する感覚入力には、
視覚・・・
周囲にある物体の位置関係を把握
体性感覚・・・
温度・皮膚で感じる感覚。筋肉や関節に起こる深部感覚。姿勢制御では身体部位の位置・動く方向・速さの感覚が重要。
前庭感覚・・・
頭部の傾きや回転、直接的な加速に関する情報源であり、耳の奥にある三半規管と耳石器からなる前庭感覚の受容器に知覚されるもの。
の3つになります。
このどれか一つだけでも欠如すると、
姿勢制御機能は低下しちゃうようです!!
この3つは、どの感覚が大きく占めるのかは、個人によって違うようですが・・・・
やはり、目からの情報(視覚)が大きく関わっている方が多いと思われます。
例えば“バランスボール”を使用したトレーニングを見てみると・・・
視覚への依存性は変わりませんが、
前庭覚や体性感覚の依存性が高まるという結果が出ます。
視覚への依存を消すために、
目を閉じて行うことにより、体性感覚が高まるようです。
前庭覚の感覚を高めるためには、
バランスボールの上で“スーパーマン”のポーズや
足を床に着けずに、バランスをとる
などがあります。
実際に、
お年寄りの方って、歳をとるにつれて『猫背』になってくる傾向がありますよね?
確かに筋力の低下もあるようですが、
例えば『足の裏』の体性感覚が鈍ってくるため、
その感覚を得るために足裏に体重をかけて、
『重心』を低くすることにより『猫背』になるなんてことも考えられなくはありません。
感覚が鈍くなると、安定性が低下するので、
重心を下げて少しでも安定感が高める
と言った方が分かりやすいでしょうか?
皆さんも、目が見えなくなったら、重心を低くして歩いてしまいませんか?
簡単に言えばそんな感じです(笑)
そんな意味でも、バランストレーニングは必要なのかなと思い、実施させていただいておりました~
そうそう、
足裏の感覚入力
はもちろん
ふくらはぎの筋肉の活性化による血流改善
足の骨格の改善
のために
青竹踏み
も当スタジオでは取り入れております。
とにかく、
楽しく、飽きの来ないそして結果の出るトレーニングメニュー
を実施していきたいと思っております!!
ボディメイクには“バランストレーニング”も大切。
本日はこれくらいで。
最後まで、お読みいただきありがとうございました!!!