油抜き?夜食べない?安易な指導に要注意!!

T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。

 

先日、エステサロンで働いている方とダイエットにおける『食事』についてお話しする機会がありました。

 

その食事内容はというと・・・・

 

夜、油を摂らない・炭水化物(糖質)を摂らないで!!

 

とのことでした。

 

 

ワタクシとしては、

 

またここにも・・・・

 

の思いが。

 

ということで、本日は

 

油抜き・糖質抜き

 

などのダイエットのデメリットについて書いていきたいと思います。

 

 

 

まずは、

 

油を抜くと『胆石が出来ちゃいますよ~』

 

ってお話から。

 

人間のカラダはとて~も良く出来ています。

食べ物の消化吸収は三大栄養素(ブドウ糖・タンパク質・脂質)でメカニズムが違います。

 

 

脂質を消化吸収する際、胆のうから『胆汁』というものが流れてくることで、吸収しやすくします。

 

胆汁とは・・・

肝臓で1日に1ℓほど作られています。胆汁の成分はビリルビン(血液の赤血球に含まれる)という黄色っぽい色素、コレステロール、胆汁酸塩などですが、90%は水分です。

 

 

胆汁は普段は『胆嚢(たんのう)』に貯蔵されています。

 

 

ダイエットで『油抜き』をすると、胆汁は使われなくなり、

 

その結果放置された胆汁は固まってしまい

 

『胆石』

 

を作ってしまい

 

『胆石痛』

 

の症状が出てくるということになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに言えば、

 

胆汁が分泌されないと

 

ビタミンD・A・k・Eの脂溶性ビタミンの吸収がしずらくなります。

 

それだけでも

 

健康を大いに阻害

 

してるわけですが。

 

 

 

私が息抜きに勉強する際、お世話になっているYouTubeの動画で分かりやすいものがあったので見てみてください!!

(6分45秒くらいからがその説明になっております)

 

 

次に

 

糖質を摂らないと『睡眠不足』になりますよ~

 

っていうお話。

 

 

糖質制限の弊害はこれまでたくさん述べてきましたが、今回は少し違う角度から説明します!

 

夜ごはんに、白米などの糖質(ブドウ糖)を抜くと『夜間低血糖』というものになっちゃいます。

様々なメカニズムが働くことにより人間は『血糖』を保っております。

 

血糖を保つために

 

『コルチゾール』

 

なんていうホルモンが働きます。

 

コルチゾールとは・・・

副腎皮質から分泌されるホルモンの一つ。血圧や血糖値を上げる働き。

 

しかし、夜中になるとコルチゾールは段々と分泌が少なくなります。

 

血糖が下がっている状態=カラダにとって“危機的”な状態。

 

 

そうなると

 

『これは大変だぁ~』

 

ということで、

 

血糖を上げる働きを促すホルモンが分泌し、その結果カラダは『覚醒』し

 

夜中に目が覚める

 

ということになりかねません。

 

睡眠はカラダの『回復』に大切なもの。

 

栄養不足はもちろんですが、それに付け加えて睡眠不足が起こっちゃうと

 

絶対に健康ではない!!

 

思いますよね?

 

 

以前『睡眠』について書いた文章はこちら↓

睡眠にも栄養です!!

 

 

 

 

安易な食事の指導で、

 

あなたの大切なカラダを不健康にしてしまわないように!!

 

 

注意が必要ですね。

 

 

本日はこれくらいで。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうござました。

プロフィール

髙橋 礎プロフィール

T-LABO代表兼パーソナルトレーナー
髙橋 礎(タク)

⇒ 詳しくはこちら

お問い合わせフォーム

当スタジオのコンセプトをご理解いただき、トレーニングに興味を持っていただいた方は今すぐご連絡を(担当高橋まで)

お問い合わせ

今月の予定

毎週月・金・日曜日が定休日となります!!

体験料金が変更となりました。

 

最近の記事

PAGE TOP