BCAA(分岐鎖アミノ酸)だけ摂取してはいませんか?

T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。

 

 

筋トレ時にはBCAAを摂取しましょう!

 

↑筋トレしてる方にはよく知られているやつ。

 

 

*BCAA(分岐鎖アミノ酸)とは?

タンパク質を構成するアミノ酸では、ロイシン・バリン・イソロイシンの3種がある。

この3種のアミノ酸は、ヒトでは必須アミノ酸であり、筋タンパク中の必須アミノ酸の35%を占め、哺乳類にとって必要とされるアミノ酸の40%を占める。

(Wikipedia参照)

 

 

 

このBCAA、よくサプリメントでセットでよく売ってますよね!

 

ちなみに必須アミノ酸とは・・・

この3種に加え、メチオニン・トリプトファン・フェニルアラニン・リジン・スレオニン・ヒスチジンの9種類で、

必須アミノ酸がバランスよく含まれているかスコアがつけられているのが『アミノ酸スコア』です。

ワタクシがお客様におすすめする「卵」はアミノ酸スコア100、つまり満点のバランスでアミノ酸を摂取できます。

 

 

話を戻します!

 

必須アミノ酸の中で、『脳』にとって特に重要と言われるのが

 

メチオニン・フェニルアラニン・トリプトファン

 

の3つ。

 

脳に、ブドウ糖が入ってシグナルを出すと、メチオニン・フェニルアラニン・トリプトファンは多く取り込まれます。

この間、脳に勝手に入り込まないように先ほどの『BCAA』を血中アミノ酸の約半分を出しておいて、メチオニン・フェニルアラニン・トリプトファンが入りすぎないように邪魔をしています。

 

これを解除するために必要なのが『インスリン』

 

*インスリンとは?・・食後に血糖値が上がると、反応して膵臓からインスリンが分泌されます。インスリンを分泌するためには、血糖値が200必要になります。

 

ブドウ糖を摂取することで、インスリンが分泌されると、血中のBCAAが筋肉に取り込まれます。

これにより、血中のBCAAが少なくなり、脳に必要なメチオニン・フェニルアラニン・トリプトファンが脳に入る仕組みとなっております。

 

 

ということは・・・・

 

糖質制限している方々は、インスリンが分泌されないので筋肉には取り込めない!!!

 

ということになりますね。

 

 

 

では余ったBCAAはというと・・・

 

ブドウ糖を摂取していないため、肝臓に運ばれ『糖新生』によってブドウ糖を作り出すことになります!

 

*糖新生とは?

ピルビン酸・乳酸・糖原生アミノ酸・プロピオン酸・グリセロールなどの糖質以外の物質から、グルコースを生産する手段・経路

 

 

 

まとめ

 

BCAAは、脳に必要なアミノ酸をきちんとコントロールし、インスリンが出ないとブドウ糖に変化してくれる命にとって大切なもの。

 

ただ、これだけを摂取しても肝臓に負担をかけるので、ご飯などのブドウ糖も必ず摂取しなければなりません。

 

 

 

 

以上

 

今日は巷で売られているサプリメント

 

 

BCAA

 

 

についてでした。

 

 

このような情報をいただける研究所にはいつも感謝しております!

 

 

 

本日もありがとうございました!

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