T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。
早速ですが、
キング・オブ・エクササイズって何の種目か分かりますか?
トレーニングが趣味のような方々はご存じかと思います。
答えは
スクワット
であります。
何故、キングオブエクササイズかというと・・・・
スクワットは、しゃがみこんで、そこから立ち上がる動作になりますが、この単純な動きが
人間の基本中の基本
であること、
さらに、スクワットの種目は全身の多くの筋肉が鍛えられる
全身運動に近い
運動であるからということらしいです(笑)
しかし!!!
SNSなどで拝見する
バーベルを担いだスクワット
その名も
バーベルスクワット(笑)
は、バーベルの重さが
負荷にもなりますが
それよりも
負担
になっているのをご存じでしょうか?
今日はこの理由を少しだけ。
以前、こんな記事を書きました↓
スクワットにおいて、足幅が狭い
“ナロースタンス”スクワット
はしゃがみ込みが深くなると
膝に負担がかかり危険!!!
という記事。
これにおいても、バーベルを担いだスクワットにおいて、
ただでさえ、ナロースタンスのスクワットはしゃがみこむと、膝に大きな負担がかかるのに
バーベルの重さでその負担が増長され最悪であります。
次に、背骨への負担。
バーベルを担ぐことによって、
背骨に負担がかかり、椎間板や骨事態にダメージを負ってしまいます。
↑右のイラストの“赤い”部分が椎間板です。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などを誘発しかねませんので、
やはり、バーベルを担いだスクワットはおすすめいたしません。
余談ですが、
カラダの後ろ側(お尻やモモ裏)を鍛えたいと思って、こんなスクワットもありますが・・・
カラダのパフォーマンスを考えると、ワタクシの考えではあまりおすすめはしませんね~
次、これ↓
SUPの上でやっているのはさておき、
人間の身体は、
股関節と肩関節は連動しているので、この写真ですと
股関節外旋
しかし、肩関節は内旋
の状態ですので、これもおすすめいたしません。
しゃがみこみの時に、肩関節を外旋方向に持っていければ良いと思います!!
話が脱線しました(笑)
バーベルスクワットの危険性を少しだけ感じていただけたでしょうか?
どこかのパーソナルジム、もしくはご自身でトレーニングされている方で、バーベルスクワットをやられているのであれば、
バーベルを使わないワイドスクワット
ワイドスタンス・デッドリフト
マシンがあればレッグプレス(フォームに気を付けて)
などに変更してみてはいかがでしょうか?
お尻を鍛えたいのであれば、自重などで十分効かせることもできますしね。
トレーニングは、バリエーションです。
まだまだスクワットについては書き足りませんが・・・
長くなるんので本日はこれくらいで。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!!