はじめに…
『二の腕を鍛えれば“振り袖”のようなタプタプはなくなる』
『腹筋運動をすればお腹は凹む』
『スクワットなどの脚の筋トレをすれば美脚になる』
↑これって正しいと思いますか??
先日の名古屋研修。
全国から集まった運動指導者が120名。
そこで、何班かに分かれ最後に
“クライアントの目標に合わせたトレーニングメニューを発表”
みたいな時間がありました。
そこであったある班の発表。
内容は女性のボディメイク。
フォーカスする部位は
『二の腕』
そして
『お尻』
トレーニングメニューは、
二の腕(上腕三頭筋)をダンベルを持って鍛える“キックバック”↓
お尻のトレーニングは“スクワット”
と正に教科書通り??のメニューでありました。
ターゲットは
“普段トレーニングをしたことのない初心者”
という設定。
しかしながら、
ワタクシのスタジオに通われてくるお客様。
ほとんどの方がトレーニング初心者であり
ほとんどの方の姿勢が最初はこのような↓
仕事はデスクワークと言う方が多く
↑こ〜んな感じでお仕事しているため(イメージですが)
普段の姿勢が
↑こ〜んな感じになっちゃうんでしょうね(笑)
では、先程のトレーニングメニュー。
トレーニング初心者の“猫背”
の方がすぐにこのようなスクワット↓
“猫背”の方が二の腕を鍛えたからと言って改善されるのでしょうか?
答えは ❎
と思われます。
二の腕のタプタプをもっと詳しく説明しますと・・・
(アールスリー美姿勢・美脚スペシャリスト参照)
肩関節の”ハマリ”の位置が上の図のように正常でなければ
“二の腕のタプタプ”改善はかなり難しいかと思われます。
しかしながら、ほとんどの女性がNGポジションであるのが現実なんですよ!
当スタジオの考える“ボディメイク”とは…
“正しい骨格ライン”ありき
であります。
正しい骨格ラインを作るためには、『骨』に付随する『筋肉』そしてその長さも大切になってきます。
そのへんを無視してトレーニングを行うと、
重いモノを持ち上げた『達成感』
メニューや数をこなした『達成感』
は得られますが、
“美しいカラダ”作りという『目標』
からはかけ離れてしまうかもしれませんね!
トレーニングもいろいろなやり方が存在しますし、トレーナーや運動指導者によってそれは違ってきます。
しかしながら、
安易に変化させたい部位に負荷をかけるようなトレーニングはあまりオススメではありませんね。
血流がよくなることで脂肪燃焼は促される可能性はありますけどね。
(有酸素運動にも効率的なやり方が存在しますしね)
【本日のまとめ】
効率の良いトレーニングは『骨格ライン』が正しい状態で行うのが大切。
闇雲に鍛えるのはキレイなカラダを遠ざける!
トレーニングもいろいろ、
人生はもっといろいろ
ですね(笑)