T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。
今日は『重心』について考えたいと思います!
『重心』を低くしろ!
なんてことを良く言う指導者がいらっしゃいます。
重心を低くする=バランス能力が上がる
ということに繋がるという解釈からかとは思いますが
全ての競技に当てはまる訳ではありません。
当てはまる競技の代表は『ラグビー』や『相撲』でしょうかね。
次に、重心が高いことが望まれる競技の代表は・・・
『野球のピッチャー』や『陸上選手』かなと。
なんとなくお分かりでしょうが、
重心を低くは“安定感”
重心を高くは“推進力”“チカラを発揮しやすい”
に繋がります。
ではどのような身体が重心が高い→強いチカラを発揮しやすいと言えるのでしょうか?
それは・・・
上半身が大きく
脊柱の湾曲がしっかり有り、足がスラッと長い
骨格であります。
早い球をバンバン投げる野球の
“ダルビッシュ”選手や“大谷”選手
の体型を思い浮かべれば良いかと思います。
このように“競技特性”によって重心の位置は変わってくると言うことであります。
次に“バランス能力”が鈍ってくる『高齢者』について考えてみましょう。
これは“推測”になりますが・・・
高齢者は“前庭覚”が鈍るためバランス能力が下がります。
*前庭感覚は、加速・回転・傾き・高さ・重力に対して身体のバランスを保つために大切です。
重心が高いとブレやすく転びやすいため、それを防ぐために重心を下げます。
重心を下げるために、
・骨盤を後傾
・膝を曲げる
・背中が丸まる
といった『高齢者』特有の姿勢になるのではないか?という考えがあるようです。
この前庭感覚は『運動』することで鍛えられますから、このことからも適度に身体を動かすは“猫背改善”にも大切なことだと思いますね!
ちょっと難しかったですかね?
今日はちょっとだけ
重心
について考えてみました。
あっ!そうそう、もしかしたら
重心を高くすることは“スラッと細い”
『美脚』に繋がる可能性があるのかもしれませんね!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!