T-LABO.パーソナルトレーナーの髙橋礎(タク)です。
日本最高のトレーナー養成講座『5Sアカデミー』
のアドバンスコースの受講が始まりました。
トレーナー→トレーニングの指導
だけでなく、お客様のカラダのお悩みを改善するためにも、毎日が勉強です。
今日のテーマは
靴
について。
二足直立歩行である人間にとって、唯一カラダの中で接している部分が足になります。
正しく
足は土台
と言って良いのではないでしょうか。
裸足で外を歩くわけにはいかないため(笑)
その土台は『靴』を履く必要があるため、
靴選び
は健康なカラダ作りのためには、スゴイ大切なパーツとなってきます。
もちろん!
土台が崩れると、その上の『脚』の部分にも不具合が生じるため、
美脚作り
にも『靴選び』が大切なのは言うまでもありません。
では『靴選び』について書いていきたいと思います。
まず大切なことは、購入する際、実際に履いて感覚をつかむこと。
最近はネットで購入が当たり前の時代になってますが・・・
実際に履いて選んで欲しいと思います。
時間帯は・・・・
午後3時くらいが良いとされていますね。
それは、人間の足だいたい朝と夕方では、0.5~1.0㎝くらい大きさに差があるらしいです。
夕方はアーチが落ちてなくなり、体液も停滞し、足が広がってしまうためであります。
また、ある程度の“疲労感”があったほうが、履き心地に敏感に反応できるようです。
両足試着をしてくださいね~
人によって左右でサイズ・形に差があるため、両足に試着してくださいませ!
紐の靴の場合、しっかり結んで、足の甲に伝わる感覚を確認してください。
少し動いて(しゃがむ・歩く)問題がないかも確認を。
靴すれを起こさないためにも、踵をぴったりと包む靴を選んでくださいね!!
選択基準はというと・・・
1.足長
踵の後面の最も出っ張った部分から、一番遠い“趾(足のつま先の部分)までの長さが基準となります。
足の指を動かし、自由に動くか確かめてください。
1.0~1.5㎝の余裕(捨て寸)は欲しいですね。(夕方なら1.0㎝、午前中なら1.5㎝の捨て寸は欲しいところ)
また、
趾骨の長さにより、人間の足は
・エジプト型(親指が一番長い)
・ギリシャ型(人差し指が一番長い)
・スクエア型(親指と人差し指が同じ長さで小指までがほぼ平行に並んでいる)
に分けられます。
エジプト型
日本人の70%がこのタイプ。外反母趾になりやすい。
人差し指~小指の前にスペースが出来るため、滑りやすく指先を痛めることが多い。
親指が当たりやすいため、捨て寸を考えて選んでください!
ギリシャ型
細い靴を履いた場合、親指側に一番余裕がある場合が多く、人差し指が圧迫され折れ曲がったまま戻らなくなる(ハンマートゥー)や魚の目ができやすいタイプになります。足幅に合った靴を選択することがポイントです。
スクエア型
日本人お10%がこのタイプ。高齢者や農作業される方に多く“下駄足”とも呼ばれます。
外反拇指にはなりにくいですが、薬指・小指に“巻き爪”や“魚の目”ができやすいようです。
足が幅広になりやすいため、靴の幅に注意して選んでくださいね。
全体的に丸みのあるものがおすすめです!!
2.ワイズ
JISで決められた8種類の幅、細い方から
A・B・C・D・E・EE・EEE・EEEE
があります。
昔の既製品はE幅が多かったようですが、最近はEEE幅が主流になっているようです。
しかし、日本人に一番多いのがE幅とのこと。E幅とEEE幅では太さが1.2㎝違いがあります。
足幅・・・
第1中足骨頭の内側(親指の下のちょっと膨らんだ骨)から第5中足骨外側(小指の下のちょっと膨らんだ骨)の長さ。ワイ ズを選ぶ最初の基準になります。
足囲・・・
足幅を測った所と同じ部位の周径囲を測定します。(必ずしも一番厚い部位ではないので注意が必要)
これがワイズを選ぶ際の二つ目の目安。
3.固定
靴の基本はひもの靴で、踵を靴の後ろにしっかりつけ、つま先に近い前の方からきっちり締め上げます。
4・アーチ
ご自身の足のアーチの最高点と、靴のアーチクッションのトップの場所がずれていると、摩擦が加わり疲労を招きます。
5・ソール(靴底)
ソールに適度な柔軟性があると歩きやすく、身体に負担がかかりにくくなります。柔らか過ぎるものはかえって疲れますので、適度な硬度が必要です。
6.ヒール
ストップ動作のあるスポーツを行う場合、捻挫グセがある場合は、踵の周りが固く、しっかりとしたものを選びます。
7.重量
軽いこと=疲れない
と思われがちですが、実は逆です。ウォーキングは、振り子運動なので、軽量なものより少し重めの方が疲れにくいのです。
以上が、選ぶ際の基準になります。
書きたいことがまだまだありますが、簡単にまとめてみました。
カラダの土台となる足、それに装着している『靴』
普段、何となく購入している方は、選択基準を意識して購入してみてくださいね~
少しでも、あなたの靴選びの参考になりましたら幸いです。
本日はこれくらいで。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。